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シェルターinオーストラリア⑧

                    20060701162153.jpg

 いよいよ、今日で最終回です。
 前回、お伝えした「逃れられない問題」とは・・。
 <安楽死>の存在です。
 シェルターは来る者は拒まず、受け入れてくれます。
 ただ、その受け入れる動物が、いろいろな問題をもちあわせていた場合、対処を迫られることがあるとおもいます。
 オーストラリア在住のモヨちゃんのレポートによると・・・。

 RSPCA ANIMAL SHELTER 広報担当「マイケルさんのことば」
 シェルターにきた動物たちは
 1) ヘルスチェック(健康確認)
 2) ビヘイビアチェック(性格確認)
 上記の2つのテストを数日に渡り行い、クリアした動物が、一般公開+販売されるゲージに入ることが出来、新しいオーナーが見つかるまで永久的に保護されます。
 回復可能な健康状態、及び矯正可能な性格であれば、トレーニングセンターで回復させた後、販売ゲージに入ることが出来るが、深刻な健康状態、性格(人に危害を加えるなど)の場合は安楽死が適用される。
 
 ***「マイケルさんのことば」***
 動物はシェルターに来た時点で、必ず問題を抱えている。
 直せる事は直せるように努力をしているが、叶わない場合も多い。
 人間が正しい行いをしているのならば、私たち(RSPCA)は必要ない。
 私たちが存在するのは、人としての責任をとらなければならないからだ。

 レポートを送ってくれた
 ***「モヨちゃんのことば」***
 印象的だったのが、安楽死が適用される動物たちに対し、マイケルさんが
     they have to sleep
 という表現を使っていることでした。
 キレイな表現ですね。ほんとは誰だってそんなことはしたくないんです。

 新しい里親が見つかる犬は0~20頭/日(フェアーフィールドのシェルター)
 シェルターの維持費12億ドル/年(クイーンズランド全体)の内、政府の支援は2%程度。 日本より状況は良いかもしてませんが、金銭的に厳しい状況は同じのようです。
 安楽死は、そういった背景もあるようです。

                  *2003~2004~2005
 1)受け入れた動物総数・・・・・・・31859  31473
 2)最も多く受け入れた動物・・・・・猫      犬
 3)主な理由・・・・・・・・・・・・飼育放棄   飼育放棄
 4)送り出した動物の総数・・・・・・33770  33446
 5)矯正した動物・・・・・・・・・・・6%       7%
 6)新しい飼い主を見つけられた動物・24%  27%
 7)安楽死・・・・・・・・・・・・・・ 71%       68%
 
  2004~2005 アンニュアルリポートより 
 
 以上で、オーストラリアからのひとつのシェルターでの状況を簡単ではありましたが、お伝えいたしました。
 モヨちゃん、オーストラリア特派員、お疲れさまでした。
 何処の国でも同じような状況ですが、日本には、また少し違う状況も見られます。 
 愛すべき仲間との共存と「いのち」の大切さを、もう一度、考えてみてください。 皆さんの近くにも、里親を探している動物たちがたくさんいます。 
 最後に「盲導犬」の写真を・・・・。

                 秋元 良平     
20060701172316.jpg

| きずな | 17:26 | comments(7) | trackbacks(0) | TOP↑

COMMENT

 考えてみてください。 檻の中から外の世界を見る気持ちを・・。
 彼らの立場になってみて、はじめて状況がわかるのではないでしょうか。
 少なからず、楽しい表情をできるわけないでしょう。
 そんな子がたくさん、あふれているのですよ。
 人間のエゴだけです。 
 どうするんだよ!人間たち・・・!!
 私たちの責任です。

           秋元 良平

| 秋元 良平 | 2006/07/07 20:38 | URL | ≫ EDIT

高野瀬さん
保健所の取材、ほんとに辛いお仕事でしょうね。
言葉が離せなくても自分達の運命は察してしまうのですね。

必死に尻尾を振って、注目を求める
シェルターの動物たちも、ほんとはなにか
気づいているのかもしれません。

| もよ | 2006/07/07 18:35 | URL | ≫ EDIT

もよさん・・・
貴重なリポートを、ありがとうございました。
私は長いことライターをしてきましたが、一番辛かった取材は、いわゆる“保健所”と呼ばれる施設でのものです。
市区町村で異なるのですが、飼い主が直接連れてきた場合は、翌日に殺処分。
保護されて来たコの場合は、4~5日間、飼い主や里親が名乗りを上げるのを待ちますが、
1日めの部屋、2日目の部屋・・・と日が経つにつれて徐々に犬たちがうなだれていくのです。
日毎に運命を悟り、あきらめの思いを抱いていくようで・・・。
あのコたちの目は、未だに忘れられません。
少しも疑うことなどしなかったのでしょうに、飼い主のこと・・・。

| 高野瀬 | 2006/07/05 06:01 | URL | ≫ EDIT

命の大切さ、わかってください
シェルターの犬たちは
本当に無邪気です。
私が見てきたのはレポートに書いたとおり
テストをクリアした動物がほとんどですが。
本当にかわいいです。
友達に、動物を日本につれてくるときの検疫について
真剣にきいてしまったほどです。

シェルターのスタッフも心から動物に愛情を
注いでいるのが分かるし動物たちもそれに答えています。
でも、その環境を維持するために、
シェルターでさえも奪わなければいけない命があります。
何処の国でも本当に深刻な問題です。

マイケルさんは
「ガイドドッグ教会はとてもお金があるけど
僕たちにはそれほどの余裕はないんだ」
とおっしゃいました。
私が
「でも、日本のシェルターに比べれば
とても設備やシステムが整っているようですし、
人々の理解や資金もあるように思えるのですが」というと
「そうかもしれない、でも
ガイドドッグは1年に24頭(QLD州)のガイドドッグを
送り出している。同じ資金があったとしても
我々は何万頭の動物を保護しているのだよ?」
とおっしゃいました。
人々の意識が変わらない限りこの現実は変わらないのです。

| もよ | 2006/07/04 18:22 | URL | ≫ EDIT

価値観
 今の世の中、日本の意識、価値観が「金」で評価されている様に思うのです。
 だから、かわいさ、ここちよさ、に自分の存在をおきたくて「金」を稼ぐよりも、つくっている感があります。
 文化、意識、個性、命をわくをつくらずかんじてほしいです。
 自分もその一部で、蔑ろ(ないがしろ)にすれば、必ず自分にふりかかってくるのですから。
 まずは、身近なところから・・と、思うのですが。

| 秋元 良平 | 2006/07/03 20:10 | URL | ≫ EDIT

私たちの責任
動物は決して裏切らない。

そうですよね。
ただかわいいからと衝動で飼って、
面倒だからと平気で捨ててしまう、
こんな行いをするのは人間だけです。

人間も、動物も、
みんなが心地よく暮らせる社会を作る責任が、
人間にはあります。
これまでその責任から目をそらしてきた社会を
矯正するのは容易なことではないけれど、
絶対やり遂げなければならないことです。
今回のレポートを見て、改めて反省しました。

| ちまき55 | 2006/07/03 10:01 | URL | ≫ EDIT

やっぱり・・・
そうなんですね。
日本でも、最期は犬や猫の好物をたくさん与え、
ボランティアさんが抱いているところに獣医師が注射をうつ、
という形をとっているところが多いようです。
本当はね、性格の問題の場合、時間をかければ矯正できる犬猫(馬も)は多いのですって。
でもそんな余裕がないくらい、次から次へと送られてくる動物たちがいる・・・。
動物が大好きで獣医師になったり、助けたくてボランティアに加わっているのに、
どんな思いでその日を迎えるのでしょう。
ーーー責任を持つ。愛情を持つーーー
裏切るのはいつも人間。動物は決して裏切らないのだから・・・。

| 高野瀬 | 2006/07/01 18:13 | URL | ≫ EDIT















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