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COLOR MAGICO

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 いつも、モノクロの世界をアップロードしていますが、きょうは 「いろ」 の世界を・・。
 実をいうと、蒼の世界を撮影されている方に感化されたのです。
 すがすがしく、透明感を感じるせかいをブログ上で展開されています。
 自分は、自然の写真=ネイチャー・フォトを撮りたくて、写真の世界に入りました。
 その頃、木陰で真上から太陽の光に照らされた、このチューリップに出会ったのです。
 バックの黒い世界に浮かび上がったような、赤い花。
 ちょっとだけ黄色い部分が、ひきたっていました。
 透過光で写せたので、花びらの重なり、陰影が微妙に感じられます。
 もう、どれくらい年月がたっているでしょう。
 でも、大切なワンカットです。
 身近なところに、なにげなく待っていてくれたシーンに出会えたときはしあわせですね。
 たとえカメラをもっていなくても、このシーンに出会った、このきもちを忘れないようにしよう、と思います。
 画像の荒れは、ご勘弁ください。
写真をクリックして、画像を目を細めて見ていただけると幸いです。
 ひざの上にいるマイケルも、目を細めてみています。

                   秋元 良平
 
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| いろのせかい | 22:15 | comments(1) | trackbacks(0) | TOP↑

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去勢

  
 いやなことばから始めてしまいました。
 家のマイケルくんの去勢手術をしました。
 春とともに、さかりもきて家のまわりに子猫が増えたりしては困るし・・・。
 でも、一番大変だったのが、においづけのスプレー、おかげで我家はマイケルのにおいが充満してしまいました。
 そんなこんなで、手術へとふみきったのです。
 これも、人間の身勝手な行為ではないかと、自問自答しています。
 話は変わりますが、NPO法人で犬猫の里親をさがしている日本の団体から10頭の犬たちをイギリスのドッグ、キャットホームへ送り、イギリスで里親を探す、という話を知りました。
 わざわざなぜイギリスへ、と思われる方も多いことでしょう。
 イギリス、ヨーロッパ、カナダ諸国では、動物の里親を探すために、一時的に管理してくれる施設、シェルターがあり、環境はすばらしいです。 めぐまれた環境で里親を待っている動物たち、その子たちと出会いにシェルターに来る人たちの関係は自然です。
 ほしい人、捨てる人、この世の中いろいろですが、日本の現状は、やはり悲惨です。 
 しあわせにくらしている動物たちのかげで、流行という言葉のために、むやみにブリーディンさせられ消えてゆく、無数のいのちのことを考えると胸が痛いです。
 せめて、ひとり、ひとりの身のまわりの動物たちとだけでも、しあわせに一緒にくらしていってください。
 マイケルは今、ひざの上でねています。     秋元 良平
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| きずな | 08:37 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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ココちゃんのこと 

                          
 ココちゃんのお宅に、撮影に伺いました。
 お客さんが大好きで、興奮気味で、息もハァハァで、舌が出っ放しでした。 人が帰ろうとすると、帰らないで、帰るな、帰るんじゃない、と強引にひきとめます。 
 息子さんが、ちょっと出かけようとしたとたん大騒ぎです。 
 なんとか、彼は出かけられましたが、お帰りになるまで玄関で、耳を立て、目を見開き、ずっと待っていました。
 だから、帰られたときの嬉しさの様子が、皆さんがご想像のように、パニック状態で、大喜び。 
 大好きなんですね。
 そんなココちゃん、履いていた靴下が大大大ー好き。
 お母様の靴下よりも、息子さんの靴下のほうが、お好きなようで、写真に写っている様に、くわえて離しません。
 どんないい匂いなのか、嗅ぐ勇気はありませんでしたが、玄関で待っていたのは、靴下だったのでしょうか?
 ココちゃんの唾液まみれの靴下を息子さんが、また履かれた時、愛情を感じずにはいられませんでした。
 かわいい、ポメラニアンのココちゃん、家族の一員として元気にすごしています。
     by クイールのフォトグラファー
                        
                       秋元 良平

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| きずな | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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プーチくんです

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 先日、鎌倉市由比ガ浜にある、ティナズグルーミングに行って来ました。 ワンちゃんのトリミング、シャンプーができ、おしゃれなウエアー、グッズなどがおいてあるショップです。
 そこの看板息子のプーチくんです。
 わたしがソファーに座ると、すかさずひざの上にのったまま動こうとせず、しばらくの間、しあわせなときをすごすことができました。
 初対面のワンちゃんで、こんなにべったりとなれてしまったことは、はじめてです。 オーナーのティナさんも、ひとなつっこいプーチくんだけど、ここまで寄り添うのはめずらしい、との事でした。
 結局、撮影のためにどいてもらいましたが、撮影時にこちらをずっと見つめてくれて、これまた感動です。
 おかげで、かれのかがやく黒いひとみを撮ることができました。
 首につけているカラーもおしゃれ、写真ではわかりませんが、パンツも粋にはいているのです。
 このセンスはオーストラリアにお住まいだった、ティナさんの感覚のよさです。 ワンちゃんが洋服を着るのはどうか・・?と、思っていましたが、ファッションとして素敵でした。
 さすが、ペットドッグヘアスタイリストです。
 もし、興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、下記アドレスのホームページをご覧ください。

        [ティナズ グルーミング]

         http://www.tina-g.com

  「秋元 良平 ギャラリー」
       
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      by クイールのフォトグラファー
                  
                    秋元 良平
 

| ひとみ | 14:15 | comments(1) | trackbacks(0) | TOP↑

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におい

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 前回の日記に書いた「におい」ということばが、頭からはなれなかった。
 やっと、そのことばの感覚がよみがえってきた。
 「老人と犬」のなかで、お掃除おばあさんの山田さんがヘレンンが亡くなったとき、お墓の前で、ながしたなみだの「におい」を、その時、マリーがかいだシーンを撮影していたからだ。
 マリーのはなの一直線上に、山田さんのなみだが存在していた。
 身のまわりから、少しずつ、大好きな友が世をさっていく。
 マリーが、なつかしいにおい、大好きな友をさがしに旅立ったきもちを、すがたを思い浮かべると、こころがキュッとなる。
 だいすきなものどうし、ことばでない、きずながそこには、あるのだろう。
 山田さんは、亡くなったヘレンの首輪を宝物にしていた。
 写真、左手のひらの上にのっている。
 ひとのおもいも、ヘレン、マリーのおもいも一緒だった。
 そこには、なつかしい「におい」があった。

         「秋元良平ギャラリー」

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| きずな | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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